当編成において重視している「会心」について、その発生確率とダメージ増効果について実測データを取得して検証しました。以下にその結果をまとめます。
1.基本
天賦によって、「会心+45%」を得ることができる秀吉を使用して、会心の発生確率とその効果について実測データで確認しました。守備側には、千姫を配置しました。
vs 千姫 | 1戦目 | 2戦目 | 3戦目 | 4戦目 | 5戦目 | 平均値※ |
---|---|---|---|---|---|---|
攻撃回数 | 13 | 13 | 14 | 20 | 13 | (73) |
会心回数 | 5 | 7 | 5 | 9 | 3 | (29) |
会心率[%] | 38.5 | 53.8 | 35.7 | 45.0 | 23.1 | 39.7 |
通常ダメージ | 114 | 126 | 114 | 117 | 113 | 116 |
会心ダメージ | 162 | 184 | 182 | 168 | 179 | 174 |
会心効果[%] | 142 | 146 | 160 | 144 | 159 | 150 |
※)加重平均で算出、なお( )内数値は合計値
今回5回戦闘をさせてデータを取得しましたが、会心確率は23.1~53.8%で、平均39.7%でした。
会心効果は、通常攻撃の平均150%となることが確認できました。ただ、会心攻撃は142~205と幅があったので、通常攻撃の平均に対して、122~177%となり、平均的には150%ということがわかりました。
2.補正効果
次のような条件を組み合わせて取得した実測データから会心率と会心効果を下表にまとめました。
- 名馬 :鬼葦毛Lv9(+9%)
- スキル連携:信長(+30%)
- 高揚 :家康のスキル発動(+20%)
項目 | 名馬 | スキル連携 | 名馬 スキル連携 | 名馬 スキル連携 高揚 |
---|---|---|---|---|
推定確率[%] | 54 | 75 | 84 | 104 |
攻撃回数 | 54 | 36 | 41 | 26 |
会心回数 | 33 | 25 | 36 | 26 |
会心率[%] | 61.1 | 69.4 | 87.8 | 100.0 |
通常ダメージ | 117 | 120 | 112 | 115 |
会心ダメージ | 174 | 201 | 192 | 178 |
会心効果[%] | 148 | 168 | 172 | 155 |
備考 | 奮闘6回 | 奮闘8回 | 奮闘1回 |
以上の結果から会心に対する補正は、次式のように加算法であると言えます。なお、スキル連携においては通常信長を使用したので途中で奮闘がかかってしまって、その影響が会心ダメージに加算された結果、会心効果が上昇しています。
会心率 = 天賦補正 + 名馬補正 + スキル連携 + 高揚
会心効果 = 平均150%(最小125% ~ 最大175%)
3.検証
(1)会心率100%
他のサイトでは、会心率は加算法でないので「100%にならない」という説明があったりしますが、その内容に疑問を感じたので、今回の検証してみました。結果的には「100%になる」ということが確認できました。
秀吉+信長+家康の編成で千姫と19回戦闘した結果から取得したデータであり、高揚あり/なしでの内訳は下表のとおりです。
vs 千姫 | 高揚なし | 高揚あり |
---|---|---|
攻撃回数 | 21 | 26 |
会心回数 | 18 | 26 |
会心率[%] | 85.7 | 100.0 |
(2)回避の無力化
防御側を千姫から猿飛佐助(天賦:回避25%)に変更して、11回戦闘した結果からデータを取得し、高揚あり/なしでの会心率は下表のとおりです。
vs 猿飛佐助 | 高揚なし | 高揚あり |
---|---|---|
攻撃回数 | 20 | 28 |
回避回数 | 5 | 0 |
回避率[%] | 25.0 | 0.0 |
会心率100%の高揚ありの時は、回避率が0%でした。つまり、会心を発生すれば、回避を無力化することができると考えられます。
4.まとめ
以上の結果より、次のようなことが確認できました。
- 会心率の補正は加算式で、天賦補正+名馬補正+スキル連携補正+高揚
- 会心攻撃は、通常攻撃の平均150%(125~175%)
- 会心攻撃は、防御側の回避を無力化できる